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H&Sons_H

テーラリング技術講習に関して。

更新日:3 日前

お世話になっております。

Bespoke H&Sonsと申します。


もうご存知のかたもいらっしゃるかもしれませんが、

弊社では、テーラリングの技術講習を行っております。

















弊社創業の意図の一つである、


「テーラリングの技術者、あるいは技術者を目指すものたちが

 技術研鑽や表現に専心できる環境を整える」


の一環として、

技術を学ぶことにより個々の目的を達成していきたい人に向け、

創業当初より開講しております。


講習は現在のところ2クラスになります。

・ジャケットクラス

・トラウザークラス


現在開講中の受講生は4名。

受講終了2名。


受講の目的は様々です。


・現在のお仕事に役立てるため

現在、縫製関係のお仕事をしており、その仕事に役立てたい。

既製服の業界で、デザインや生産に関わるお仕事をされており、テーラーの技術を応用していきたい。


・趣味として

スーツがお好きで、ついには技術を習得してみたいということになった。

自分の服を一から作ってみたかった。

 

・今後、スーツの業界でご自身で起業を考えている。

まずはスーツの構造を学び、起業の基礎にしたい。


このような目的をもった方々が受講しています。


テーラーに技術者(職人)として就職する為というかたは、

今のところいらっしゃいませんが、ご相談いただければ、別のメニューで対応いたします。

が、この場合は、いろんなハードルがあります。

もしお考えの場合は、お問い合わせいただければ、AからZまでご説明いたしますので、

気兼ねなくご連絡ください。



なお、本講習は、現在のところ下記のようなシステムをとっています。


・少人数制。

・週1回1日3時間。

・期間は、ジャケット講習:11ヶ月程度。トラウザー講習:5ヶ月程度。

・受講終了後も質問等に対応する。


このシステムのもと、

採寸→製図→仮縫い作成→補正→パーツ縫いの練習→本縫い。

の順を経て、ご自身の服をご自身で1着縫っていただきます。

(製図に関連する部分は、概論的学習です。)


少人数制にする意図は、

お仕事との都合がつかなかった際に、講習の日程を調整しやすくする為。

受講終了後にも質問等に対応するため。になります。

あとはやはり、同期に受講することにより同じ工程を進んでいくわけですから、

切磋琢磨と言いますか、相手の進行具合を意識することもありますし、

アウトプットを共有することにより、理解を深めるという狙いもあります。


講習期間は「程度」としています。

上記の期間より短くなることはなさそうですが、

理解度、作業の進展具合、スケジュールの調整によって延長の可能性がある為です。


受講後、質問等も受け付けます。

期間中に1着を縫うわけですが、受講終了後に研鑽していく過程で必ず不明な点が出てきます。

そうなった時の為に、質問を受け付けています。

弊社のスケジュールに余裕がある時に来社していただき、質問にお答えします。

講習時のように、密に教えられませんが、要点を説明し、店内の空いたスペースで作業してもらったりする中で、合点を見出していただくような体制をとっております。

現に、1名この枠の中で学び続けている方がいらっしゃいます。創業当時からの話ですから、もう4年以上になります。

その方は現在、直接お客様から注文をいただくまでになっています。もちろん、ご自身で全ての工程をこなしています。

このお話は、またあらためて書いていく機会をつくります。長いお話になりますので。


受講の条件は設けておりません。

専門学校卒でなくても構いません。初心者でも受講していただけます。

ただ、指貫(縫製に必ず使う道具)の使い方、用語の理解など、

はじめのうちは戸惑うと思いますが、徐々に慣れていきます。

心配ないです。


宿題出ます。

お仕事に影響が出ない程度の量に設定しています。


という感じでしょうか。


ご興味お持ちいただけるようであれば、

まずは見学にいらしてください。

どのような空気感で講習が進んでいるかご覧いただけます。

雰囲気は良いと思っています。


なお、次期の講習スタートの日程は今のところ決めていませんが、

お問合せを一定数いただいた時点でスピード感を持って決めていこうかと考えています。

お問合せいただいた方のスケジュール感を加味したうえでですね。


最後に、





こちらは、

トラウザー講習を終えた受講生さんが

縫った、ご自身のトラウザーです。


彼は縫製未経験でしたが、

積極性を持ってしてやり切りってくれました。


未経験でもこのように縫い上げていただくことができます。の例です。


未経験者、経験者ともに、受講者に合わせて講習を進めていくことを心がけています。




未経験の場合は、基礎作り的な進め方。

経験者には、経験をおさらいしながら次の段階へ的な進め方。

そのようなことを常々意識しています。


まずは一旦このような感じです。

今後も加筆修正していきます。


お読みいただき、ありがとうございます。

ご興味お持ちいただけましたら、些細なことでもご質問いただければと存じます


何とぞよしなに願いあげます。

H&Sons_H










 

 


 




 





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